通常のプログラミング教育
ロジ探Qのプログラミング教育
ロジ探Qでは、主に小学生を対象に、コンピュータを使うことを前提とした、新しい勉強のやり方、問題の考え方・解き方を習熟することを目的にしています。
ロジ探Qで、プログラミングを学習すると、楽しくプログラミングができるだけでなく、学校の勉強でこれまで気づかなかった新しい発見を、子供たち自身でできるようになり、楽しく勉強しながら、学校の成績アップが期待できます。
従来の学校教育では、コンピュータ学習は、技術家庭の時間にとどまり、各教科との関わりがほとんどありませんでした。
また、プログラミング教育というと、ロボットの組み立て・プログラミングやゲーム制作の熟達を目指すものが主流です。
これらに対し、ロジ探Qでは、国語・算数(数学)・社会・理科・英語・音楽など、実際の各教科にプログラミング技術を活用し、各教科の学習理解を深めていきます。
そのため、ロジ探Qのスクールに参加した子供たちは、従来の教育とは異なった観点から各教科の理解を深めることができるようになり、成績アップが期待できます。
そして、その方法を習得すれば、私生活やビジネス上の課題・問題も、プログラミング技術を使って解決でき、人生を豊かに楽しく生きていくことができるのです。
ロジ探Qのプログラミング教育
「異なった観点」とはどういうことか、数学の文章題を例にして説明します。
私たちが学校で習う方法は、文章問題を理解して、xについての方程式を立て、途中式を書き、計算して答えを書くというやり方です。このやり方では、解法を暗記すれば、類似の文章題は解くことができますが、少しひねった問題や違う種類の文章題に応用できず、苦労した経験がある保護者の方も多いのではないでしょうか?
これに対し、ロジ探Qでは、文章題を、途中式を書くことも含めて解くためのプログラムを自分で考えて制作する、というアプローチをしていきます。
このようなアプローチによって、文章題の数学的構造を考える能力を養成することができます。それにより、違う種類の文章題にも応用できる思考力を育成することができるのです。
ロジ探Qのロボットプログラミングコースは、まず、このような応用力を身に着けるための、プログラミングの基礎を学びます。さらに、プログラミングを使った問題解決能力の基礎を育成することを目的としています。
また、ロジ探Qのすべてのプログラミングコースで、結果を予想し、トライアルアンドエラーで実験と検証を繰り返し、自ら答えを導き出すという科学的思考や科学的方法の基本を習得できる授業内容になっています。
従来的教育
これからの教育
今の日本の教育は、正しい答えをせかしたり、間違うことをよしとしない風潮が強く、子供たちが十分なトライアルアンドエラーをして達成感を感じる機会がとても少なくなっています。
ロジ探Qでは、そのことが、子供たちの思考力や問題解決力の育成を阻害していると考えます。
思考とは、正解に辿り着くのがゴールではありません。発展で終わり、そこから新たな発想(仮説)が生まれて、さらに進化していくのです。その思考のプロセスに必要なのが、失敗することや間違えることです。
このようなロジ探Qの考えや姿勢は、文部科学省が2020年に始める小学校のプログラミング教育必修化の意図に応えるものです。しかし、現状では、各教科へのプログラミング学習の導入は、現場の教師に委ねられています。
ロジ探Qでは、コンピュータを使った新しい勉強のやり方、問題の考え方・解き方を学校教育に導入できるようなカリキュラム作成・テキスト作成・教員向けノウハウの構築を行っています。
それによって、子供たちや、学校の先生、未来の社会に貢献してまいります。
私たちロジ探Qの理念はこちらからご高覧ください。